公平性と特定理由

民間活動が行政とのタイアップをしようという時、条件になることがあります。それが「公平性」と「特定理由」。前者は行政からのタイアップが公平に開かれているということと、タイアップ先の民間活動が特定企業・団体への利益誘導を目的とせずに公共性・公平性の性格を有しているということです。後者は数ある民間活動の中でその団体や活動とタイアップすることを十分に説明できる理由が必要だということです。何か優れているとか、そこしかない技術があるとか、公共性が高いとか・・・。行政の性格を考えると、これらは基本的に必要なことですが、その基準があまり厳格すぎると、また形式的なところで判断されると、民間としては行政とのタイアップが難しくなるし、面倒くさくなっちゃいますよね。でも、中には、活動の主旨や中味で柔軟に判断しようとしてくれる行政職員もおられるようです。そういう方がいらっしゃることで、今後の「官民連携」「市民協働」の展望ももてますよね。