里山あーと村

昨日,広島市安芸区阿戸地区で実施されている「里山あーと村」の見学に行きました。「創発まちづくり」の共著者である氏原さんがコーディネーターとして10年にわたって培ってこられた取組みです。キーワードは「手づくり」。氏原さんを通じていろいろ聞いてはいましたが,やはり百聞は一見にしかず。実態と感覚がわかって楽しかったです。そこで感銘を受けたのは自主的に活動を生み出し,楽しんでいる人たち。これが10年の蓄積か!と感動しました。いくらいい計画をつくってもこうした活動は生まれない。ねばり強い働きかけと調整こそが生み出した果実なのだと思いました。いやあ,勉強になりました。
そしてまた,その見学は,一昨年に私自身が関わった庄原市の敷信自治振興区の視察でもありました。敷信自治振興区では,私が関わった行動計画策定(4つのプランを策定)以後,主体的に活動を進められ,情報紙発行や花街道づくり,特産品(ジネンジョとゴボウ)づくりを実践しておられ,いよいよハード施設である「ふるさと村」の具体化に取り組むとのこと。こちらの実践的な取組みにも本当に頭が下がります。汗をかくことの大切さ,実際に事をおこすことの大切さを改めて実感した1日でした。
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