周南の街

徳山大学がある周南市山口県東部にある地方都市で,高度経済成長期から石油化学工業を中心に発展してきた街です.新幹線徳山駅が開業し,特に徳山駅前は多くの商店が軒を並べ,山口県東部から多くの買い物客を集客する工業・商業の中心でもありました.しかし近年,他の地方都市と同様に,モータリゼーションの進行等によって駅前(中心市街地)で買い物をする人がめっきり減り,自動車で行ける郊外店舗で買い物をする人が増えてきました,そのため,周南市の駅前にあったデパートも閉店し,近隣の下松市にある郊外スーパーがにぎやかになっています.日本の商店街衰退,中心市街地問題を象徴するような周南市ですが,新しいまちづくりの動きも起きつつあるようです.これからじっくりと学生と一緒に周南を掘り起こしていきたいと思います.