プロかボランティアか

昨日,徳山大学で同じ新任のU先生と雑談をしていたところ,育てるべき人材はプロかボランティアかという話になり,結論としてプロになるための準備を大学で教育しなければいけないのではないかということになりました。プロとはお金をもらうこと,それに対する責任を伴うことが基本になると思われます。一方で,責任を伴わなくてもよい,しかも中には権利ばかりを主張する人や団体もいる実態をみれば,ボランティアだけでは社会を構成・持続できないと思います。ボランティアをすべて否定するつもりは毛頭ありません。もちろん,ボランティアの源泉となっている自発性は何事においても大事なことです。その上で,アマチュアのままとどまるか,プロとして生きていくか,社会に出る前の大学生にはぜひ考えてもらい,そのための経験と準備を徳山大学で積んでほしいなと思います。