徳山駅周辺デザイン会議

 昨日は,周南市関係の委員会の「はしご」でした。午前中は周南市まちづくり総合計画(後期基本計画)審議会。昨日が2回目の会合で,基本方針とともに,事業内容別に協議する部会の設置についても話し合われ,私は3つのうちの1つの部会に所属し,その部会長を任されることになりました。責任重し・・・。
 また,夕方は掲題の徳山駅周辺デザイン会議の勉強会がありました。正式な委員会とは別に委員が「勉強」することを目的にした会合で,市役所から案の説明を受け,委員が質問や意見を出す方式で進められました。市役所からの説明は,駅前の広場をバス,タクシー,一般車両,歩行者の動線をどうするかという観点から,整備計画案が示されました。しかし,いきなり図面だけ見せられても,駅及びその周辺にどのような機能(魅力,サービス)を持たせるのか,それによってどのような人がどのような目的で駅周辺を利用することになるのかというソフト面のビジョンやシミュレーション,あるいは合意がないと,いくらハードの形を議論しても無意味だ,いや議論さえできない,ということを申し上げました。ハードの議論だけして立派な施設ができても,それを愛し,利用し,大切にしていこうという市民や交通利用者,商店,交通事業者などがいないと,完全に宝の持ち腐れですもんね。2時間あまりの会議は,無駄な時間をすごしたなあ,というのが率直な感想です。