まちづくりレビュー論文その1

 まちづくりをめぐる言説を整理した論文の第一弾をとりあえず書き上げました。3月の経済地理学会例会で報告した内容の前半部分に相当します。建築や都市工学,行政学をはじめとする各分野において,戦後日本のまちづくりがどのように認識され,それをめぐってどのような議論がなされてきたかという点について整理しました。
 まちづくりの定義,まちづくりの展開過程,まちづくりをめぐる議論,の3部構成です。まちづくりをめぐる議論は,まちづくりの展開過程に即した形で,7つの観点から整理しました。
 この論文は徳山大学経済学会が発行する論叢(12月発行予定)に投稿します。また,経済地理学会西南支部で発表した内容の後半は,まちづくりをめぐる地理学的研究の動向を整理するもので,これは8月から始まる夏休みの間に論文としてとりまとめ,地理学関係の学会誌に投稿したいと考えています。