今年度の地域貢献研究

 徳山大学では平成21年度から「地域貢献研究」を実施しています。これは、地域の方々からの要請(研究テーマの提案)に基づいて本学教員が研究計画を立案し、研究を遂行し、研究成果を提案者をはじめとする地域の方々にフィードバックする事業です。私は昨年度、この事業の一環で山口県周防大島をフィールドにU・Iターン者による起業について彼らが持つ知識・情報に着目して研究しました。
 そして今年度の地域貢献研究として、私は、山口県光市(かみさんの出身地!)をフィールドに、まちづくり団体(またはそのキーパーソン)がどこからどのように知識・情報を取り入れ、各団体の企画の立案に活用しているかという研究を行います。昨日は『光市現代二十年史』を読み込み、光市の歩みについて理解を深めました。本日はその続きと併せて、「光市市民活動推進のための基本方針」や市民活動団体の活動概要データを読み込む予定です。周防大島とは全く異なる土地柄の光市で、まちづくり団体がどのように活動しているか、大変興味深いです。