すれ違い伝説

 明日から東京で日本地理学会に参加します。私もメディア・コンテンツとリアルスペースの関係に関する発表を行う予定です。紹介する内容の一つにゲームとリアルスペースの関係があります。コロプラというのがその代表例ですが、身近なところにも別の事例がありました。
 私の息子がはまっている「3DS すれ違い伝説」。リアルスペースで3DSを持っている別の人とすれ違うと、機器間で情報が交換され、すれ違った相手のアバターが自分の3DSに表示され、仲間になる仕組み。週末に大阪であった結婚式に家族で参列しましたが、大阪市内で3DSに電源を入れたまま歩いていると、すれ違いまくり。大阪に行くまでは98人とすれ違っていた息子の3DSは一気に179人まですれ違った人の数が増え、息子は大喜びでした。
 従来はフィクションの世界にとどまっていたゲームですが、最近はこのようにリアルスペースとの関わりが増えてきているようです。まちづくりに応用する取組みも出てくるでしょうね。