サイバースペースが地理的である理由

昨日、Kitchin,R,M.(1998)の「Towards geographies or the explosion of place? conceptualizing space, place, and information technologiy」を読みました。その中で、サイバースペースが地理的である理由が３つあげられていました。それらは、１．サイバースペースを構成する様々な接続環境は地理的に不均等に存在すること、２．情報は身体が存在する場所でこそ意味を持つこと、３．サイバースペースは現実世界の中で空間的に固定された事物に依拠していること、です。これらはサイバースペースをとりまく環境について言及しており、サイバースペース内（上）の空間性については言及されていません。これはKitchinの2001年の著作「Mapping cyberspace」が補足しているのでしょうね。
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