時間地理学における身体と感覚

アダムスの論文を読みました。彼は従来の時間地理学が身体のある場所に固執してきたとし,人間は身体とともに感覚からなる生物なので,感覚のある場所(行き先)についても検討対象とするべきだとし,身体と感覚の両方から時間地理学の手法を用いて,個人の空間的位置を明らかにする研究を行いました。とても面白く参考になりました。ただし,個人ベースでみているので,これをグループ,社会にどのように適用していくかは今後の課題ですね。
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