ニュー・ツーリズム

わが国における従来の観光は「物見遊山」「団体客」「発地型」「一過性」「通過型」などを特徴としてきましたが、近年はその弊害から抜け出し、「体験・交流」「個人客・小グループ」「着地型」「持続性」「滞在型」などを特徴とする「新しい観光」が提唱され、各地域においてその成功例もみられるようになってきています。国土交通省は、グリーン・ツーリズムやエコ・ツーリズム、ヘルス・ツーリズム、産業観光、文化観光、日本型ロングステイなどと呼ばれる新しい観光形態を「ニュー・ツーリズム」と定義し、2007年度に地域に密着した「ニュー・ツーリズム」に関するデータベースやマニュアル、ガイドラインの作成、実証事業等を進めているようですね。これが文字通り「一過性」のブームでなく、真に地域振興につながる手法として定着すればいいですね。
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