直接民主主義と間接民主主義

近年，市民参加や官民協働の話題が活発になっています。その一方で，役割や位置づけを問われているのが議会だと思います。いわば前者が直接民主主義であるのに対し，後者は間接民主主義。これらは共存できるのかできないのか。先日の中国新聞でも広島県三原市で「市民協働のまちづくり指針」の策定にあたり，議会が自分たちを軽視しているとして議論が紛糾した様子が紹介されていました。一方で私が町史作成に関わっている広島県坂町では両者がそれぞれの役割を果たしつつ相互に補完しあう関係を築いています。また，三原市の例では，行政職員は有給なのに，市民はボランティアでまちづくりに参加することの問題が指摘されていました。まさにその通り。この問題はいずれ整理が必要になるでしょうね。
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