生活世界とシステム

インターネット社会はどのような社会なのか。また,それによって地域はどのように変わるのか。最近,社会学者の宮台真司さんの言説に着目しています。その一つが生活世界とシステムの位置づけおよびそれらの相互関係に関する言説です。伝統的な生活世界が開放的なシステムによて代替され,とって変わられるようになった。それを支える技術の一つがインターネット。しかし近年は生活世界を再構築,再編成するためにインターネットが地域レベルで活用されるようになってきた。ブログやSNSはその代表例と言えるかもしれませんね。そして,その回帰的現象をみる鍵は匿名,信頼あたりかな,と感じる今日このごろです。