次の仕事は坂町史

博士論文(審査用)も提出でき,NETCOMへの論文投稿も終え,やっと一息つけるところですが,これらの論文仕事のために後回しになっていた広島県坂町の町史執筆作業を,12月から再開することにします。来年7月までに原稿提出ということになっており,再来年3月までには刊行予定です。
私が広島修道大学のK先生と一緒に担当するのは「現代・地理編」であり,K先生が人口,商工業・サービス業,都市・交通などについて,私が農林水産業と行政,教育について担当することになっています。行政と教育の章は今年3月に草稿を書いているので,これから農林水産業の章を執筆するとともに,3つの章について図表を作成・整理することになります。
坂町の皆さんに,町の歴史や地理に関心を持ってもらい,町づくりへの参画を促進するきっかけになればいいなと思いますし,学術的価値も持つものにしたいと欲張っています。でも一方で,そういうものにするために,責任重大だなと感じているところです。
では今日から,坂町の農林水産業について資料整理を始めたいと思います。