徳山大学論叢に拙稿掲載

 徳山大学経済学会は毎年2回,論文集『徳山大学論叢』を発行しています。このたび,第74号が発行され,私が投稿した2本の論文も掲載されました。
 1本は「広島都市圏におけるスポーツ用品店の立地動向」と題する論文で,今年3月に徳山大学を卒業した和田ゼミ生・百本君が書いた卒業論文を和田がリライトする形でまとめました。広島都市圏において,交通基盤の整備と大型SCの郊外立地が進む中で,スポーツ用品店が中心から郊外へ,一般専門店から量販専門店へと軸足を移してきた過程を示しました。
 もう1本は「コンテンツを活用した地域振興ーメディア・コンテンツとリアルスペースの相互関係ー」と題する論文(英文)です。科学研究費補助研究の一環として作成したもので,日本において漫画やアニメ,映画,ゲーム,音楽などのコンテンツがどのように地域振興に活用されているか,その実態を地理的観点から整理してみました。
 これらは全文PDFが徳山大学経済学会のウェブサイトに掲載されていますので,ご関心のある方はご高読いただき,ご感想やご意見を頂戴できると幸せます。
http://www.tokuyama-u.ac.jp/local/lab_seeds/eco_academy/70-79.html