やうち

隠岐の島では、親しい友人や親戚のことを総称して「やうち」というそうです。そして、隠岐の島ではこの「やうち」をキーワードとした観光・集客交流の活性化に取り組もうとしています。旅行先に自分の親戚や自分と親しい人がいれば、いない地域よりも、行ってみたいというモチベーションはあがりますよね。また、「やうち」とよい関係が築ければ「また行ってみたい」というリピート意欲も高まりますよね。それが狙いだそうです。その際の課題は、「やうち」はあくまで手段であって、「商品」が何かということ。言い替えれば、「商品」が提供する価値(理念)が何かということ。すでに隠岐に縁がある人や島ファンだけでなく、よい多くの人に「共感」してもらえる価値(理念)が提示されるといいですね。