今年も学生が棲み始めました!

 和田ゼミでは毎年、4年生が50,000字(図表を含む)を目安とした卒業論文を作成します。今の時期は就職活動や採用試験準備、また一部の学生は部活で忙しく過ごしていますが、卒論に関しては、各学生とも論文構成案を固めるとともに、研究目的と既存研究レビュー、研究方法からなる序論を執筆し始めている段階です。
 中には就職も決め、単位も残すのはゼミだけという学生もいます。N君がその一人です。彼は、家でだらだら過ごしても仕方ないということで、先週ぐらいから私の研究室に足しげく通い、PCをセットして卒論作成に取り組んでいます。半同棲状態です。彼は広島県安芸高田市を例に企業スポーツと地域社会の関わりについて調べており、すでに対象企業や市役所の方と会い、話を聞いたり、資料をもらったりしています。当面はそれらを活用しながら現況をまとめる作業を行うことになるでしょう。
 これからだんだんとN君のように研究室に棲み始める学生がふえてくるのではないかと思いますし、期待もしています。今年も学生たちと楽しく、そしてちょっぴり(かなり?)厳しく卒業論文作成を進めていきたいと思います。