フィルムシティ


 昨日(20日)は、インド映画の総本山・フィルムシティに行ってきました。上の写真は、あるテレビ番組の撮影風景です。敷地内の至るところでテレビ番組や映画の撮影を行っていました。このフィルムシティはマハラシュトラ州政府が整備し、フィルムメーカーやテレビ局に貸し出しているものです。このフィルムシティ以外にもムンバイには民間の撮影スタジオが約20か所あるらしく、昨日はそのうち2つのスタジオも見学しました。そのうち一つのスタジオでは、インド農村風景のセットが完璧に再現され、牛もどこからか連れてこられて飼われていました。
 それに続き、ポストプロダクションを行っているラボも見学しました。日本のSOHOビルのような感じで、小部屋で工程ごとの作業が行われていました。公開間近の作品も編集中で、そこだけは写真が撮影不可でした。
 このようにインド映画の総本山といわれるムンバイ。フィルムシティが有名ですが、それ以外にさまざまなスタジオやラボが立地しており、それらが複雑に絡み合いながら、映画製作を行っている様子がみてとれました。
 今日は国の機関である情報放送省(映画部門)を訪ねてきます。その役所の近くでは本日、子どものための映画イベントも開催されているようです。